レイセオン・ミサイルズ&ディフェンス、米海軍の次期艦船向けにSPY-6レーダーを提供する契約を6億5,100万ドルで受注

アリゾナ州ツーソン (2022年3月31日) – レイセオン・テクノロジーズ (NYSE: RTX) の一事業部門であるレイセオン・ミサイルズ&ディフェンス (RMD) は、この度AN/SPY-6(V) レーダーシリーズのハードウェア製造及び維持に係るフルレート生産契約を6億5,100万ドルにて受注しました。さらに今後のオプション分である25億ドルを含めると、契約は総額32億ドルとなり、この先、5年間で最大31隻にわたる米海軍の艦船向けにSPY-6レーダーを製造することとなります。

この契約により、RMDはソリッド・ステートの固定式・回転式双方のSPY-6派生型を製造し、向こう40年にわたり米海軍の7艦種に比類なき統合防空ミサイル防衛能力を提供します。これらの艦船には米海軍の最新型アーレイ・バーク級駆逐艦(フライトIII)、航空母艦、揚陸艦、また既存のアーレイ・バーク級駆逐艦(フライトIIA)へのバックフィット搭載を含みます。

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスのプレジデントであるウェス・クレイマーは次のように述べています。「SPY-6に水上海上能力で比肩するレーダーは存在せず、既存の海軍向けレーダーの中でSPY-6は最も先進的であり、米海軍に向こう数十年にわたり飛躍的な能力向上をもたらします」

本プロジェクトの始動以降、SPY-6レーダーシリーズの開発及び製造には6億ドル以上が投じられてきました。従来のレーダーと比較して、SPY-6は水上艦隊に最新の電子戦防護能力や向上した探知能力等の新たな能力を提供します。

SPY-6のレーダーアレイには、RMAとして知られるレーダー・モジュラー・アッセンブリーを9ないし37個組み立てた派生型があります。共通のRMAを用いることで拡張可能なモジュール式となり、エンタープライズ対空捜索レーダーを含め米海軍や同盟国向けにあらゆる派生型を提供することが可能となりました。またこの共通性により、後方支援およびレーダー運用者に対する訓練の標準化が実現しました。

米海軍の最初のフライトIII駆逐艦であるUSSジャック H. ルーカス (DDG 125)では既にSPY-6レーダーの搭載が完了しており、2024年の運用開始が予定されています。加えて、同型のUSSテッド・スティーブンス(DDG128) 向けにもレーダーアレイの納入が完了しています。

この資料は、レイセオン・テクノロジーズが2022年3月31日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先します。プレスリリース原文はこちら:English version.

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